tmk503’s diary

ファッション、料理、アート、旅行、日常に関するブログ

UNIQLO and JW ANDERSON 2020SS ワークジャケットとドイツ軍HBTワークジャケット比較レビュー

文字通りの3日坊主で久しぶりの投稿となってしまいました。

コロナウィルスで大変な時期ですが、こんな時こそ自宅でゆっくりブログを書いて(数少ない)読者の皆様に素敵な情報をシェアしたいと思います!

 

さて、私はコロナウィルス感染拡大を受けここ最近はテレワークをしています。

スーツを中心とするドレススタイルが大好きな私ですが、流石に自宅でスーツを着るのはなんとなく気恥ずかしい(1度試しましたが笑)、そんなこともあり、自宅で羽織れるカジュアルなアイテムが欲しくなりました。

とはいえ、今季も大物を捕獲済み(また別記事に書きます)なので懐は寒く、、、皆大好きUNIQLOのHPをチェックしていました。

 

そこで発見したのがUNIQLO and JW ANDERSONの新作。

www.uniqlo.com

 

前期までのものも何となくチェックはしていましたが、正直言って私にとっては少し派手なものが多く敬遠していました。ところが今季はアクが抜けて、正統派なアイテムが多く刺さるものがいくつかありました。

 

そんな中で特段気になって実際に購入したのがこちらです。

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www.uniqlo.com

 

まさにユーロヴィンテージで定番のワークジャケットを忠実に再現した様なカバーオール。3ポケ、コットン100%でウォッシュのかかった感じ、各所のダブルステッチもヴィンテージさながらです。

またフロントは比翼仕立てになっており、上品な印象。

左下ポケットにはJW ANDERSONのロゴが刺繍されておりますが、ホワイトの場合は同系色なのであまり目立ちません。(個人的にはロゴは不要)

ボタンにも同じくロゴが刻印されていますが、目立たないのでOKです。

まぁボタンは後で替えられるので何でもいいんですが。

 

 

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しかも生地はよく見るとヘリンボーンになっています。。!!

これによって表情が生まれ、グッと雰囲気が増してみえます。ここが個人的に最も刺さった点です。

また、袖口はナナメに切り替えられており、太さを調整できる様にボタンは2つついています。

いやーこの類のもの、ヴィンテージでオリジナルのものを探すの難しいんですよね、、

特にヘリンボーン×白×グッドコンディション×マイサイズとなると、めちゃめちゃ厳しいです。。あっても結構いい値段しますし。

 

これをこのクオリティ、お値段でゲットできるのはデカイです。

ジョナサンまじでグッジョブ!!!Loeweももう少しクラシックにしてくれよな。

 

 

早速1体コーディネート組んでみました。

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Jacket: UNIQLO and JW ANDERSON 

Knit: John Smedley 

Jeans: Anatomica

 

どうでしょう、めちゃめちゃ爽やかで我ながらいい感じ。テレワークにぴったりですね笑
出かけるのであれば靴はブラウンのローファーとか、白のキャンバススニーカーとか合わせたいですね。

 

 

ちなみに、手元にもう1つヴィンテージのワークジャケットがあるので、簡単に紹介してみたいと思います。UNIQLOのものが如何にハイクオリティがお分かり頂けるかと思います。

 

 

 

 

 

じゃん!

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こちらはドイツ軍のワークジャケットです。

ヴィンテージとはいうものの、90sなのでそこ迄古いものではないですが、、、形、3ポケ、ヘリンボーン等共通点が多いです。

UNIQLOのワークジャケット、ネイビーはこれを着込んでフェードさせた様な色合いですね。

 

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生地感はこんな感じ。さっきからヘリンボーンを連呼していますが、やっぱりヘリンボーンが最高です。ただのツイル生地と雰囲気がぜんぜん違う。(ツイルもかっこいいですけどね)

 

こっちはこんなコーディネートが気に入っています。

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Jacket: Vintage(German Military)

Knit: Uniqlo

Jeans: Resolute

 

 

いかがでしたでしょうか。

もし皆さまもテレワーク、外出自粛で何を着ようか迷っていらっしゃればオススメですよ〜。

 

もしよろしければコメント頂けると励みになります!

それではまた。

 

 

初夏のシチリア タオルミーナ 〜街ぶら編〜

去年のゴールデンウィークシチリアに行った時のことを書きたいと思います!

前回は「移動とホテル編」についてご紹介しました。

tmk503.hatenablog.com

 

今回は「街ぶら編」ということで、タオルミーナの街並みを紹介したいと思います!

 

5月のタオルミーナ、日中は日差しとそよ風が心地良く街歩きには最適でした。

標高250m近い場所に位置するタオルミーナでは、真夏は日光が強く、気温が30度くらいまで上がるそうなので、そこまで暑くならないゴールデンウィークはベストシーズンかもしれません。

 

到着した日はすでに暗くてよく見えなかったタオルミーナ

朝になりウキウキ気分で旧市街のメインストリート”ウンベルト1世通り”に出たら、まるで中世のイタリアにタイムスリップしたかのような街並みが目の前に広がっていました、、

石畳の道にカラフルなファサード。色とりどりの窓枠にバルコニーには必ずと言って良いほどお花が飾られています。イタリア人の美意識の高さ、、!

この日は快晴だったこともあり、ただでさえ美しい街が雲一つない青空とのコントラストで更に美しく見える。

大変だったけど本当に来て良かった。。。涙

 

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旧市街の街並み

 

タオルミーナは大きく分けて海沿いのエリアと山の中腹の旧市街の2つのエリアに分かれています。

山側にある旧市街は緩やかな坂や階段が多いのですが、ちょっとした坂や階段の小道までもが絵になりついつい立ち止まって見惚れてしまいます。

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階段すらも美しい

なんとも美しい旧市街。

美しいのは街並みだけではないんです。

街を歩いたら、街中が優しい甘い香りに包まれていることに気付くはず。

シチリアの植物と言えばレモンを思い浮かべる人も多いと思いますが、この時期のタオルミーナではオレンジの花が満開を迎え、街中がオレンジの花の香りでいっぱいに!

ロンドンやパリの街並みも美しいですが、香りが良いと思ったことは無い気がします。

香りまで美しい街なんてなかなかありません。

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街中に香るオレンジの木

と、ちょっと街並みだけでテンションが上がってしまいましたが、旧市街は山の中腹にあるのでとにかく絶景ポイントが多いんです!

まずオススメしたいのが、ギリシャ劇場

その名の通り、ギリシア人によって建てられた古代劇場。

見晴らしの良い山をくり抜いて建てられているため、劇場から見えるは景色は圧巻です。第二次世界大戦中に爆撃を受け一部損傷していますが、欠けた柱の跡や劇場越しに、青い空、イオニア海タオルミナの街が見渡せてなんともロマンチック。。。

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ギリシャ劇場から見える景色

 

タオルミーナに行ったら行って欲しい場所ナンバーワンです。

ただこの劇場、、、石灰岩をくり抜いて建てたと言うだけあり、意外と劇場までの坂や劇場内の足場?がゴツゴツしていたり、石灰岩で靴が白くなったりするので、お気に入りのおろしたての華奢なサンダルで行くことはオススメしません。(はい、私です。街歩きはスニーカに限ります。涙)

そんなギリシャ劇場のウェブサイトはこちら↓

www.parconaxostaormina.com

時期によっては野外オペラなどのイベントを開催しているそうなので、事前にチェックすると良いかもしれません。

 

続いて紹介するのはギリシャ劇場に勝るとも劣らない絶景を誇る市民庭園 "I giardini di villa communale"

世界中から集められた珍しい植物がたくさんあり、庭園内には小さなお城のような建物まであります。

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庭園内のお城

 

中心地からは少し外れた場所にあるので、とても静かでゆっくりお散歩するのにぴったりです。

そして、ここから見える景色がこちら!

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市民公園から見える景色

 

絶景です、、

こんなに高いところからでも海底の岩が見える程綺麗なイオニア海

庭園散歩も絶景も楽しめるので、ぜひ足を伸ばして見てください!

 

もう一つのエリアである海沿いのエリアまでは、旧市街と海岸を繋ぐロープウェイで行くことができます。

ちなみにこのロープウェイ、ホテル編でオススメしているホテルのすぐ側から出ています。

高所恐怖症の相方にはガラス張りのロープウェイでの移動は少々怖かったみたいですが、ロープウェイからの景色も海が見渡せて素敵ですよ。(また写真撮ってない。。)

 

海岸沿いと言えばイソラ・ベッラ「美しい島

満潮になると消えてしまう道を渡って行くことができる、小さくて美しい島です。

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タオルミーナを舞台にした映画「グラン・ブルー」でも何度も登場する島だそうです。
あ、私は映画見ていません。行く前に絶対見よう!と思っていたのについに見ませんでした。。。
映画で見てから行くと、倍楽しめると思うので皆さんは見てみてください、、!

 

イソラ・ベッラ、小さくて美しい島、と書きましたが、本当に小さいんです。

なんと、直径100メートルほど!

私たちが行った時は前月の大雨の影響でいたる所が立ち入り禁止になっており、€15ほど払いましたがほとんど見られませんでした。泣

が、タオルミーナと言えばイソラ・ベッラなので一見の価値ありです。

島には様々な植物が植えてあり、迷路のような道を歩けば、まるで秘境に来たかのような雰囲気を味わえます。

 

イソラ・ベッラの写真からもわかると思いますが、タオルミーナの海岸、とにかく水が綺麗。

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見てくださいこの美しさ!

さすがに海に入れる気温ではなかったので、海水浴をしている人は一部のツワモノを除いてほとんどいませんでしたが、大人も子どももこの綺麗な海岸で足を水につけて遊んでいました。
海に入れる季節になったら、ここの海岸での海水浴は最高に気持ち良さそうです。

 

海に入れなくとも、天気が良ければパラソルとビーチベッドをレンタルして海辺でゆっくり過ごすのもオススメです。

いかにも南ヨーロッパらしいパラソルも一緒にレンタルできます!

 

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目の前に広がるのは美しい海とイソラ・ベッラ。

視界の端には、こんがり焼けたイタリアのジェントルマン達がこれまたこんがり焼けたおばあちゃん達のマッサージを受けている光景。

これがヨーロッパのリゾート地かぁ、と思いながら満喫するシチリアの太陽の下でのお昼寝は至福の時でした。

 

 

 

長くなってしまいましたが、タオルミーナの街ぶら編は以上です!

次はレストランを紹介します。

もう、本当に何を食べても美味しかったので、自信を持ってオススメできます、、!

 

落ち着いたらまた旅行に行きたいなあ。

 

 

 

 

初夏のシチリア タオルミーナ 〜移動とホテル編〜

今日は去年のゴールデンウィークシチリアに行った時のことを書きたいと思います!

 

今年のゴールデンウィークにどこに行こうか迷っていたら、去年はシチリアに行ったことを思い出し急に書きたくなってしまいました。。

シチリアを旅行先で考えている方の参考になれば嬉しいです!

 

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市民庭園からから見渡せるタオルミーナの景色

 

地中海最大の島シチリア島

美しい海、美しい街、温暖な気候、美味しい魚介料理、、

魅力につまったこの島は、イタリア人にも人気の観光地。

なかでも今回訪れたタオルミーナはリゾート地として有名です。

おすすめが多すぎるので、「移動とホテル編」「街ぶらとレストラン編」に分けて書きたいと思います。

*参考になれば嬉しいと最初に書いておいて何ですが、移動編は私のルートが特殊過ぎて参考にならないかもしれないです。。

 

 

まずは、「移動とホテル編」!

 

移動、、

これがなかなか大変でした。

 

日本からシチリアへの直行便は残念ながらありません

私はイギリス乗り継ぎのルートでタオルミーナに最も近いカターニャ空港へ行くことにしました。

史上最長の10連休だったにも関わらず航空券手配に出遅れたため、

日本→香港→イギリス(ヒースロー空港

というルートでイギリスに到着。

 

ここから当時イギリス在住だった相方に合流し、カターニャ空港へ移動するためイギリス内の別の空港、ガトウィック空港へ。

ガトウィック空港からは直行便で3時間ちょっとでシチリアカターニャ空港に着きます。

 

乗り継ぎ、イギリス内での移動や待ち時間など諸々で

日本からシチリアまでで24時間以上かかりました。ブラジル行けちゃう。

 

ちなみに最短ルートだと17時間で行けるそうです。

ご旅行は計画的に、、

 

24時間以上かけてやっと到着したシチリア、、!

 

到着したカターニャ空港から早速タオルミーナへ移動することに。タオルミーナへの移動はバスが一番便利なことは事前に調べていたので、そそくさとバス停へ向かいました。

 

いざバス停に着いていみると人が誰もいません。

嫌な予感しかしない。。。

恐る恐る時刻表を見てみると

カターニャ空港からタオルミーナへの最終バスは20時45分。

この時点で21時30分くらい。

とっくに最終バスは発車してしまっていました。。

 

他の交通手段を調べてみるとタオルミーナまでタクシーで行けることが発覚。

しかも定額タクシーなので安心して行ける。

タオルミーナまで€80との事だったので、タクシーで行くこと。

 

ちなみにバスに乗れると1時間30程で€5.55で行けます。

ご旅行は計画的に、、(二回目)

 

やっとの思いで乗車したこのタクシー、かなり曲者でした。(笑)

ワイルドスピードさながらの速度で、時に携帯をいじりながら空港からタオルミーナまで夜の暗い道を爆走する運転手のお兄ちゃん。

 

文字通り爆走で、チラッとスピードメーターを見たら120km出てました。

 

24時間以上の移動で疲労困憊のはずなのに、しっかりシートベルトを閉め、緊張状態で着席すること45分(通常1時間かかる)。

ホテルに到着しました。

 

このお兄ちゃん、運転は最凶でしたが重いスーツケースをホテルの前まで運んでくれて優しかったです。

€80かかったけど、シチリア風の運転も堪能できたし、はやく着いたし結果オーライ、

だと今は思っています。

 

 

そしてこちらがタオルミーナでの宿泊先!

Hotel Villa Fiorita Taormina

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到着時に撮ったホテルのフロント

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お部屋のバルコニーからの景色

 

伝えていたチェックイン時間よりもかなり遅れて到着したにも関わらず

フロントのお兄さんとお姉さんが暖かく迎えてくれました。(涙)

疲れた体に優しさが沁みる。。。

 

このホテル、建物の造りはもちろん、お部屋も屋上のプールもタオルミーナの街が見渡せるバーも、全てが素敵でした。

 

にも関わらず、なぜか写真をあまり撮っていなかったのでリンクとinstagramのアカウントを貼っておきます。

 

Hotel Villa Fiorita Taormina

www.villafioritahotel.com

 

Hotel Villa Fiorita Taormina: Instagram 



タオルミーナの伝統的な建築スタイルである岩壁に建てれた3つ星ホテル。

岩壁に建てられているので階段が多いのですが(エレベーターもあります)、海に面して建てられているためホテルのどこからでもシチリアの美しい海が見渡せます。

 

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ホテルのプールからの景色

 

この時期は日中は23度くらいでとても過ごしやすいです。

思っていたより日差しが強く、日中はTシャツ一枚でも快適でした。

ただ、夜は肌寒いので一枚羽織れるものがあると安心です。

そんな気温なのでホテルのプールには入れませんでしたが、景色も気温もそよ風も心地良く、プールサイドのビーチベッドは天国でした。。

 

景色も素晴らしいのですが、立地も素晴らしい。

タオルミーナの旧市街への入り口の一つ
Porta Messinaまで徒歩4分という好立地。

街歩きでちょっと疲れたり、夜遅くなって千鳥足になってもすぐに帰れるので本当に便利でした。

 

そして、忘れてはいけないホテルの食事

朝ごはん付きの宿泊プランにしました。

こちらが朝食のビュッフェです。

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朝食ビュッフェの風景

 

毎日数種類のパン、ハム、サラミ、イタリアンのサイドディッシュが並びます。

毎日同じかと思いきや、ちょっとづつ変わるんです!

そしてなぜかまた写真がないのですが(二回目)
パン、ハムが美味しいのはもちろん、

イタリアンのサイドディッシュがとにかく美味しい、、!

 美味しすぎて朝からつい食べすぎてしまうレベルでした。

ブロッコリーとチーズのとか、トマトとナスのとか、、
写真が無いのと語彙力が乏しいので説明できない。。

紅茶orコーヒーも毎朝淹れたてを出してくれます。

もちろん、淹れ方も聞いてくれます。さすがイタリア。

 

少々長くなってしまいしたが、ホテルの魅力は伝わったんじゃないでしょうか。

 

 シチリア旅行を考えている方がいれば、ぜひ候補に入れていただきたいです。

 

辿り着くまでは確かに大変だったのですが、それを差し引いてもまた行きたいと思うほどタオルミーナは素敵な場所でした。

その魅力は次の回で詳しくご紹介したいと思います!

 

くどいようですが、旅行を計画中の皆様、ご旅行はどうぞ計画的に(笑)

 

 

 

 

 

革靴の聖地Northampton(ノーサンプトン)旅行記

先日のGeorge Cleverleyに続き、2日連続で靴のお話です。

以前英国靴の聖地と呼ばれるノーサンプトンのファクトリーストアに行った際の日記です。ロンドン市内から各ファクトリーまでのアクセスも記載しましたので、参考になれば嬉しいです。

 

Northamptonとは

ロンドンから約100km、列車で1時間程北に位置する街。John Lobb, Edward Green, Crockett & Jones, Trickers, Church'sなど数多の名門英国靴ブランドが工場を構える街です。

この工場では所謂アウトレット品が破格で販売されており、靴好きであれば誰もが訪れるべき夢の街なのです。

※工場なので多くのブランドは土日休みです。

 

 

ロンドンからの行き方、チケットの購入方法

Eustonという駅から列車で向かうのが最も経済的かつ早いです。

チケットはTrainlineというサイトで購入できます。スマートフォンようのアプリもあるので、アプリで使うのがおすすめです。

iphoneの場合、アプリで購入したチケットをそのままwalletにダウンロードし、オフラインでも素早くチケットを出すことも出来ます。


www.thetrainline.com

 

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購入方法は Fromに"London Euston"、Toに"Northampton"を入力し、希望の時間を入力します。次のページで入力した時間周辺の電車が複数表示されます。

帰る時間が決まっていればReturnを選び、往復のチケットを購入するほうがお得です。

あまり細かくプランを決めず現地でブラブラしたい方はOne way(片道)チケットを購入してください。

 

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次のページでは列車の時間と座席のクラスを選択します。正直1st classも大したことないので、Standardで良いと思います。

 

ちなみに、英国の長距離列車(Overground)はダイナミックプライシングといって混み具合であるとか、直前のチケットである等様々な理由によって価格が変動します。

ある程度事前にチケットを購入しておけばお得になるというわけです。

 

 

下にスクロールしてこんなオプションが出てくることがあります。

これはOff-peak(混雑していない時間帯)の電車どれに乗ってもOK。そして通常価格よりもお得に乗れるというものです。

もしプランに支障がなければこちらをおすすめします。

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列車と座席を選択したら右上の"Continue"をクリックしましょう。

すると、オプション(指定席)の選択画面に移ります。Off-peakオファーを選択した場合は自由席になりますので、ここはNo一択です。

 

オプションを選択し、"Continue"をクリックするとサインイン画面に入ります。GoogleFacebookのアカウントでサインインできるので、お持ちの方はそちらで。持っていない方は"I'm a new customer"を選択し、メールアドレスを入力。"Continue as guest"でOKです。

 

続いてこんな画面に遷移します。

ここではチケットの受取方を選択します。

"Collect from any station with a ticket machine" =駅で受け取り

"Use etickets to avoid the queues"=メールで受け取り

 

基本的にはメールで受け取りをおすすめします。何故なら、駅のチケットマシンが混んでいる、故障している、どこにあるかわからない なんてトラブルがしょっちゅう起こるからです。

 

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受け取り方法を選択したら"Continue"を選択し、クレジットカード情報を入力してください。支払いに成功すればメールでpdfが届きます。これを印刷 or スマートフォンにダウンロードして、バーコードを改札に読み込ませればOKです。

 

ちなみに、アプリでも同じような操作性でチケットの購入が可能です。前述の通りそのままWalletにチケットを入れることもできるので、スマートフォンに慣れている方はアプリでの購入をおすすめします。

 

Euston駅からはOvergroundと呼ばれる列車に乗るので、看板に従って改札まで向かってください。

改札まえに大きな電光掲示板があるので、チケットに記載のものを探してください。

早く着きすぎて、掲示板に表示がなくてもだいたい10-15分前には表示されるはずです。

掲示板に表示されているPlatform(ホーム)に来る列車に乗ればおよそ1時間でNorthamptonに到着です。

 

 

駅から各ファクトリーまで

各ファクトリーは駅からそこそこ離れており、また各ファクトリー同士も離れていますので、タクシーで回るのが良いと思います。

 

このあたりの運転手はブランド名を伝えれば分かるはずですが、一応下に代表的なブランドのGoogle Mapを貼っておきます。

 

駅にはロータリがあり、すんなりタクシーを見つけることができるはず。

また、ファクトリーから移動する際には、ファクトリーの人に"Could you call a taxi please"と伝えれば快く呼んでくれます。

 

John Lobb

goo.gl

 

Edward Green

goo.gl

 

Crockett & Jones

goo.gl

 

Trickers

goo.gl

 

Church's

goo.gl

 

 

戦利品

私はまずEdward Greenに行きました。

www.edwardgreen.jp

BarkleyやDoverがあったらいいなあ。でもどうせアウトレットだし期待はできないなあと淡い希望を抱き、インターホンを鳴らしファクトリーストアを見たい旨を伝えます。

すぐに女性スタッフが出迎えてくれ、案内してくれました。

 

奥に進み、現れた光景がこれ。

 

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こんな感じでサイズ別に想像よりもずっと多く、そして定番品がずらりと並んでいました。

これは嬉しすぎる誤算。。!

 

すぐにマイサイズのめぼしいものをピックアップします。

 

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左からBarkley, Dover, Marvern

 

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Cadogan

 

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Chelsea

 

 

これまでの度重なる散財のため予算の都合上、連れて帰れるのは1足のみ、、、

今思うと無理してでも2足くらい買えばよかったです。涙

 

そして悩みに悩んで、手持ちの子達とかぶらないデザインのこの子を査収しました。

 

 

 

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ダークオークアンティーク、202ラストのBarkleyです。

お値段は驚異の約£500(当時のレートで約7万)。VAT還元も考慮すると6万ちょいです。

国内定価17万超えですよ、、恐ろしい。。。Doverも本当に買えばよかった、、、

 

想定外の充実っぷりに1軒目で査収してしまった事もあり、なんと他のファクトリーは行かずに帰りました笑

行ってしまったら最後、絶対に買ってしまって日本に帰れなくなると思ったからです。笑

なので情報ナシです、、すみません。

 

 

でもEdward Greenでこの価格ですから、C&JやChurch'sは£200ちょいじゃないでしょうか。聖地と呼ばれている理由が分かりました。

 

ちなみにアウトレット品の理由ですが、かかと部分に言われてもわからないレベルの傷がありました。こんなの1回履いたらつくレベルです。

いかにEdward Greenの品質管理が厳しいか分かります。

 

 

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はい。早速1軍入りです。

イヤーかっこいい。。 革質も手持ちの靴の中では最高です。シワもいい感じ。

 

 

皆さん、ロンドンに行った際にはNorthampton絶対行ってください。激しくおすすめします。

 

 

それではまた。

ロンドンで George Cleverley(ジョージクレバリー)の靴を買う

今日は愛するGeorge Cleverleyについてです。

 

Gorge Cleverleyについて

伝説とも称される靴職人George Cleverley氏によって開かれた小さな工房からスタートしたブランド。

その類まれなる技術と優雅で官能的でさえある独特なシェイプはそれまでのクラシックな英国靴とは一線を画し、数々の著名人から愛されてきた名門なのです。

 

以上がよく目にするテンプレートのような説明です。詳しいことは公式サイトを見てください笑

 

個人的には英国で数多ある紳士靴メーカーの中でも、John LobbやEdward Greenを差し置いて最もエレガントな靴屋だと思っています。(日本での流通量も少ないので被りづらいですし)

近年では映画、Kingsmanでも衣装として使われていました。

 

既成靴の展開

ただし、例によってBespoke工房であるここの靴はとにかく高い。

手軽にGeorge Cleverleyの靴を楽しみたい自分みたいな人が多かったんでしょう。 実はここはBespoke工房でありながら、Ready to wearと呼ばれる既成の靴も展開しています。

 

こいつらは恐らくC&J製。細かい作りを見るとハンドグレードラインに近しい雰囲気ですが、値段はおよそ£500くらいからあります。ご旅行でロンドンに行かれた場合は、VATと呼ばれる税金を免除できますから、£430くらいになるでしょう。

これは買わない手はない。。。

 

 

Royal Arcade

店舗は世界中でロンドンの高級ショッピング街、Mayfair近くのRoyal Archadeと呼ばれる古いアーケード内の1つのみ。

 

goo.gl

 

ここは工房も兼ねており、非常にクラシックで趣のある店です。

なんと入り口は鍵がかかっており、インターホンを鳴らして店に入ります。

(この時点でもう見るだけで帰る雰囲気じゃない笑)

まぁ店はこの通り敷居が高いですが、現社長であるGeorge Glasgow親子を始めとした店員さんたちはとても気さくです。

 

お客さんが少ない時間だとチャーチルやラルフローレン、ベッカム等、著名人の木型を見せてくれたりします。

 

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店内の様子

 

手に入れた靴

そんなこんなで買ったのがこの子です。

 

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黒のタッセルローファーです。

ちょうど欲しかった&運良くマイサイズがあったのです。

タッセルローファーってちょうど良くカジュアルでちょうど良くエレガントなMr.丁度いい靴だと個人的に思っています。

 

それにしても、、何度見ても美しい。。

革はモッチリとした非常に上質なものです。この価格帯であれば最高峰かも。

 

 

そして、実際に履いてみた写真がこちら

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はい。当然ビジネススタイルにはバッチリ合います。

 

 

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こちらはカジュアルなスタイル。

春夏にくるぶしをだして履くのも素敵だと思います。

 

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デニムにもイケます。汎用性バツグン。最高。

 

 

と、まぁ後半愛が溢れ出して鬱陶しくなりましたが、実はもう1足GCの靴を所有していますので、その子の紹介は別の機会にさせてください。

 

ロンドン旅行に行かれた際には是非立ち寄って見てください。参考になれば嬉しいです。

 

高円寺AnemoneとヴィンテージのOLD ENGLAND

1/3 高円寺の古着屋Anemoneさんの初売りセールに行ってきました。

 

ヴィンテージのBurberryAquascutum等クラシックなコートの名品が数多く揃うAnemoneさんの初売りは毎年多くの人が早朝から(早い人は前日の昼から。。)行列を作ります。

今年は朝5時の時点で40人も並んだとか。。。

 

そのような戦争状態なのでお店の写真は撮れませんでしたが、手に入れた戦利品を紹介したいと思います。

 

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それがコチラ。

名門OLD ENGLANDのダッフルコート。

フランスなんだかイギリスなんだか訳の分からん名前ですが、

 

1867年、パリのキャプシーヌ通りとヴォルネイ通りの角にオールド イングランド1号店が誕生しました。

当時はファッションに限らず生活全般をコーディネートできる品揃えで、
パリのみならず世界でも唯一の店となりました。

自由な精神に老舗の風格を備えたブランドとして、日本に上陸したのは1990年。
英国の正統派スタイルに、フランスのさりげなさを加えた、シンプルで仕立ての良い服。
優しく、少し甘く、そしてきれいな色。
これを「イメージ」として感じてもらえるような知的な大人の服。
オールド イングランドは、伝統を大切にしながらも鮮度を失わない
いつの時代も愛されるフレンチトラッド・スタイルを提案し続けます。

 

というブランドです。

oldengland.jp より。

 

このダッフルコートの何がすごいって生地圧倒的に生地

本来ダッフルコートって北欧の漁師が着用していたという説もある位、防寒性を重視して作られます。なのでウールをガッチガチに圧縮したメルトンで作られますが、これが重い、とにかく重い。

まぁこれはこれでオリジンを感じるので良いのですが、暖かくて軽かい方が個人的にはタウンユースに向いていると思います。

 

このコートはパイルヘリンボーンとかトリプルパイルとか呼ばれる特殊なヘリンボーン織りの生地で作られています。

 

ヘリンボーン織りのダッフルコートで有名なのがあの”H”から始まるあのブランド。

”H”が採用し、「ここの生地しか使わん」と言わしめたと呼ばれるのがこの生地です。

 

イギリスのMoorbrook(ムーアブルック)という会社が生産していたそうですが、世界に数台しか無いとても古い織り機でしか織れず、生産効率がメチャクチャ悪い。

それでも前述の通り、軽くて暖かく、深い谷が形成されるこのヘリンボーン生地は他社では真似出来ず、もう最強なわけです。

その後Moorbrook社は不況の煽りを受け倒産してしまい、この生地は世の中から姿を消すこととなりました。

 

この世界に数台しかない織り機は数十年の時を経て同じくイギリスのJoshua Ellisという会社が受け継ぎ、現在でも当時と同じクオリティの生地を生産しています。

 

私の購入したこのコートがMoorbrookかJoshua Ellisかは分かりませんが、いずれにせよヤバいコートなわけです。

 

 

手に入れた日は嬉しすぎて、即帰宅しビールを飲みながら1人ファッションショーをしたり、シュール極まりない置き絵(ファッション好きには分かって貰える?)を撮ったりして楽しみました。

 

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Coat : Old England

Knit : Uniqlo

Trousers : Hackett London (MTO; Fox Brothers)

Shoes : JM Weston 

 

という訳で新年早々とても良いものを手に入れることが出来たわけですが、OLD ENGLANDもさることながら、こういう代物がさらっと売っているAnemoneさんヤバいです。

 

それではまた。

 

 

永遠のソール・ライター展 2020 @Bunkamura 感想

Bunkamkuraで開催されている写真家ソール・ライターの回顧展「永遠のソール・ライター」を見に行きました。

 

もう、本当に行って良かったです。
もう一回行きたい。

 

写真の片隅に捉えられた女の子や、人の波間でうつむく男の子。
雨雪に濡れた窓越しに見える人影や、傘越しに見る街。

ふだん見ている景色に似ているはずなのに、なぜかストーリーを想像させる。

私の好きな写真は 何も写っていないように見えて 片隅で謎が起きている写真だ」

の言葉の通り、いつもと変わらない日常の中にドラマチックなストーリーを想像させる、そんな写真の数々が印象的でした。

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写真の大半が影で隠れていたり、窓や雨といったフィルターを通していて少しぼけているせいか、70年代、80年代のニューヨークを盗み見しているような気分になります。

 

個人的にはBlue Skirtという作品が好きでした。

まさに「盗み見」しているような一枚。

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Blue Skirt


モノクロ写真はもちろん、カラー写真、セルフポートレート、スケッチブックや生涯のパートナーの写真など約130展が展示されているのですが、これが未発表の写真8万点のうちの一部だと言うので驚きです。

 

ソール・ライターが見ていた景色を盗み見する、そんな気分を味わえる写真展でした。

 

 

まだ発表されていない写真もぜひ見たい、、!

ソール・ライター財団がこの先10年は掛かると思われる未発表写真の整理をしているそうなので、次回の回顧展開催のためにも彼らの頑張りに期待。。。

 

 

 

ニューヨークが生んだ伝説の写真家
「永遠のソール・ライター」Forever Saul Leiter

2020/1/9(木)~3/8(日)

Bunkamura ザ・ミュージアム

 

 

写真引用

Blue Skirt, 1950s Chromogenic print, printed later/©Saul Leiter Foundation | Courtesy Gallery FIFTY ONE

Snow, 1960 Chromogenic print; printed later 14 X 11 inches Signed in ink on print verso. © Saul Leiter Foundation /